置き配の盗難、責任は誰が負うのか 国交省が「配達完了」の線引きを示す指針を年内にも公表へ
荷物を玄関先などに置いて配達する「置き配」を巡り、国土交通省がトラブル発生時の責任区分を明示する指針を年内にも公表する方針であることが分かった。利用者が増える一方で盗難も相次いでおり、「配達完了」のタイミングをケースごとに示すことで、事業者と利用者のトラブル回避につなげる狙いだ。
「置いた時点で配達完了」が軸に
読売新聞によると、国交省は宅配事業者や通販サイト事業者、利用者向けの指針の策定を進めている。ポイントは責任区分の明確化で、例えば玄関前への置き配が指定された場合、宅配事業者が荷物を置いた時点で配達完了となり、それ以降のトラブルは利用者が責任を負う可能性があることへの理解を促す内容になる見通しだ。
盗難など利用者側の対応方法も提示
指針では、トラブルが発生した場合の利用者の対応方法も示される。宅配事業者には、トラブル回避のため、配達完了時に荷物の写真を撮影して利用者に知らせることが推奨される見込みだ。
指針は国交省ホームページで公表予定
国交省の担当者は「指針を策定することで、利用者や宅配事業者などがそれぞれどの時点で責任が生じる可能性があるのかを理解でき、対策を講じられる」としている。指針は国交省のホームページなどで公表される予定だ。置き配を使う側も、盗難リスクを踏まえ、宅配ボックスの利用や配達完了通知の確認といった自衛策がより重要になりそうだ。
▼ 確認できた事実
・国交省が置き配トラブルの責任区分を示す指針を年内にも公表へ
・玄関前指定の場合、荷物を置いた時点で「配達完了」となり、以後のトラブルは利用者責任となる可能性を明示
・事業者には配達完了時の写真撮影と利用者への通知を推奨
・盗難発生時の利用者の対応方法も指針に含まれる見通し
▼ 今後の焦点
指針の公表後、各宅配事業者や通販サイトの規約がどう具体化されるかが焦点。利用者は指定場所ごとのリスクを把握しておきたい。
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