ラオス拠点の特殊詐欺グループ、男女9人を3回目の再逮捕へ 上三川町の強盗殺人事件の主導役と面識も
ラオスを拠点とした日本人特殊詐欺グループの摘発事件で、栃木・神奈川両県警の合同捜査本部が、別の詐欺未遂の疑いで20〜60代の日本人男女9人を9〜11日に再逮捕する方針を固めたことが、捜査関係者への取材で分かった。再逮捕は3回目となる。複数人は、5月に栃木県上三川町で発生した強盗殺人事件の主導役と面識があったという。
海外拠点型の特殊詐欺、捜査が拡大
下野新聞によると、9人はすでに詐欺未遂の疑いで逮捕されており、合同捜査本部は別の詐欺未遂容疑での再逮捕に踏み切る。再逮捕は3回目で、海外に拠点を置きながら日本国内の被害者を狙う「海外拠点型」の特殊詐欺グループの全容解明が進められている。
強盗殺人事件との接点も
複数人は、5月に上三川町で発生した強盗殺人事件の主導役と面識があったとされる。特殊詐欺と強盗が同じ人的ネットワークでつながる構図は、匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)の典型とされ、警察は組織の実態解明を急いでいる。
手口の詳細な解説はしない、被害防止が先
海外拠点型の詐欺では、電話やSNSを入口に、面識のない相手から投資や送金を促す手口が繰り返し報告されている。警察や自治体は、電話やメッセージでの送金要求はまず詐欺を疑い、家族や警察相談専用電話「#9110」に相談するよう呼びかけている。なお、本記事では犯行手口の具体的な手順には踏み込まない。
▼ 確認できた事実
・ラオス拠点の日本人特殊詐欺グループで男女9人を再逮捕へ、3回目の逮捕
・容疑は別の詐欺未遂、栃木・神奈川両県警の合同捜査本部が9〜11日に実施の方針
・複数人が上三川町の強盗殺人事件の主導役と面識があったとされる
・海外拠点型詐欺とトクリュウのネットワーク解明が焦点
▼ 今後の焦点
再逮捕後の捜査で、拠点の運営実態や国内の協力者の有無がどこまで明らかになるかが焦点となる。
出典:下野新聞 ほか
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